夜のテレビ番組で、最近頻発している‘妊婦の救急搬送拒否’について、特集をやっていました。「受け入れ拒否をする病院は何て酷いんだろう!!」と当初は憤慨していたのですが、先だっての奈良県の一件以外でも、妊婦に掛かり付けの病院がなかった為に妊娠状況が分からず、結果病院側が敬遠したというケースが多いとの話で、何が何だかよく分からなくなりました。
要するに、妊娠が進んでいるにも関わらず検診を受けていなかった人が多いという事ですよね?妊娠を隠したい高校生でもあるまいし、20歳を越えた大人がどういう了見なんでしょう?ただでさえ、産科医不足で激務の上に、何かあったら訴えられてしまうリスクを抱えた病院側が敬遠するのも仕方ない気がしてしまいます。
・・・と思っていたのですが、今日の番組で、掛り付け病院のない妊婦の理由が明かされていました。それは『経済的事情』でした。。
出産はお金がかかります。分娩に平均40万。それまでの検診等で10‐15万。様々な産院の中から希望の病院を選べる都心部はまだ良いのでしょうが、身近に産院が1つしか無い様な地域であれば、高くてもその病院の出産費用を用意しなければなりません。出産一時金で35万還ってくるとはいえ、それは後の話です。インタビューに答えていた女性は、50万以上掛る費用を用意できないので、安い病院を探していたものの見つけられず、長い間掛り付け病院がないままだった、と話していました。
出産費用が出せないのに、その後さらにお金のかかる育児ができるのか?との疑問もわきますが、なんとも切ない話です。だって、少子化を食い止めたいんでしょ?日本国は?年金問題だって何だって、出生数が上がれば色々と楽になるはずなのに。少子化対応の大臣だっているのに。お金がなくて病院に行きたくても行けないなんて、切なすぎます。
実際に、このような妊婦の救急搬送を受け入れた場合、分娩費用の未払いが多くあるそうです。人命は何を置いても重視されなくてはなりませんけど、経営の厳しい病院にとっては大きな問題だというのも分かりますしね。
それを防ぐ為にも、出産一時金は本人じゃなくて、直接出産した病院に支払われればいいんじゃないでしょうか?そしたら病院も取っぱぐれの心配が減るし、事前に費用を用意できない人達も助かるだろうし。(出産費用向けのサラ金案内もあったのでビックリ)
何かもっと簡単で効果のある政策が打てるんじゃないかなぁ・・
バカ市長とか言ってないで、頼みますよ舛添大臣!
(すごく期待してたけど、やっぱり上から目線だし、人の使い方が下手なのにはガッカリ・・)